アンティーク 腕時計





"Wrist Watch Daily" - advintage blog

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"OMEGA" Military Style 1940'S
2015.05.06 Wednesday | category: Items

普通の腕時計。

何の変哲も無いスモールセコンドタイプのオールドウォッチ。

オメガ

ピッグスキンベルトの風合いやステンレススチールの硬質感が、ビンテージのリーバイスと白いシャツとのコントラストに表情を加えます。暑くなってきたら、米軍のコットンベルトに替えても面白そう。

ラフな格好ですが、品の良さは損なわないように。シャツの素材感にもこだわって、やや光沢感のあるものをセレクト。

オメガ

オメガというブランドは置いておいて。

オメガ

大振りな夜光のアラビア数字やペンシルハンドがミリタリーっぽいルックスですが、あくまで「普通」を貫くストイックな表情にこそ、この腕時計の本質があるような気がします。

多くは語らないが、その佇まいで違いが分かる。そんな一本です。

オメガ

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"ANGELUS" CHRONOGRAPH 1940'S
2015.05.03 Sunday | category: Items

1940年代の《アンジェラス》のクロノグラフが入荷しています。
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アンジェラス

それほど知名度のある時計メーカーではないものの、当時クロノグラフを自社製造できたミネルバやレマニア、エクセルシオパークといった、いわゆる独立系マニュファクチュールメーカーのひとつとして傑出した技術力を誇りました。

クロノグラフと言うと、どうしても外見よりもムーブメントに注目されることが多いのが宿命ですが、こちらは是非デザインにも注目して頂きたい一本。

アンジェラス

やや大振りなゴールドプレートケースは、独特なシリンダースタイル。薄いベゼルにストレートシルエットのラグが特徴で、ソリッドな印象を強調しています。タキメーターやテレメーターといったクロノグラフの定番的なインデックスが省略され、余白が生み出すすっきりとした文字盤デザインもこの腕時計の個性。いかにもミリタリーウォッチ然としたクロノグラフもいいですが、個人的にはこういったシンプルでモダンなクロノグラフはスタイリングに上品さを出しやすいので好みです。

アンジェラス


アンジェラス

前回同様配色のオックスフォードシャツがメインのスタイリング。ゴールドケースの柔らかな印象が、コントラストのあるスタイリングを邪魔しないだけでなく、程よい抜け感が出るのがいい。クロノグラフ特有の迫力や力強さはそこそこに、何となくノーブルな雰囲気があります。

ベルトの取り付けはバネ棒式ではなくラグに固定されているタイプのため、オープンエンドのベルトを着用していますが、引き通しタイプのナイロンベルト(NATOタイプ)よりはこうしたクラシックなレザーベルトの方が相性は良いような気がします。

アンジェラス

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"GARRARD" 9KYG DENNISON CASE 1950'S
2015.05.01 Friday | category: Items

《ガラード》の腕時計が入荷しています。
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ガラード

1958年製で、ミッドセンチュリー期の腕時計にしてはかなりクラシックなルックス。アラビア全数字やスモールセコンドといったデザインも、老舗の宝飾品店らしいエイジレスな雰囲気です。オリジナルのボックス付きというのも嬉しいところ。

金無垢のラウンドケースは、やはり英国の老舗ケースメーカーのデニソン社製。《スミス》や《J.W.ベンソン》といった英国時計の御多分に洩れず、国内メーカーとのコラボレーションを高級ラインに求めるあたりに好感が持てます。

あまり有名なブランドは好きじゃない。ロレックスの腕時計がいいというのは分かっているんだけど、だいたいカブる。何十万も払って他人とのお揃いを買うよりは、オリジナリティやこだわりのある渋い腕時計が欲しい。そんな方には、アンティークの英国時計をお勧めします。

ガラード

また金時計というとなんとなく嫌味っぽいという偏見もありますが、こちらのクラシックなフェイスや英国の金製品ならではの9Kソリッドゴールドの柔らかな輝きは、そういった偏見を取り払ってくれます。上質感のあるブルースチールの時分針も、控え目ながら主張を感じます。

今回は配色のオックスフォードシャツが主役のアメカジベース。細身のテーパードパンツで上品に。最近のマストアイテムとなりつつあるビンテージのサングラスがポイント。コードブレスをさりげなく合わせると、より自然なアクセサリーとしてハマります。

ガラード

今回はかなりカジュアル寄りなスタイリングでした。アンティークウォッチはどちらかというとカジュアルなスタイルにフィットする場面が多い気がしますが、これくらい上品な腕時計であれば、スーツとの相性も抜群です。ちょっとタイトなライトグレーのスーツにブラウンの革靴を合わせる着姿がスタンダードでしょうか。小振りなサイズ感も好印象だと思います。

ガラード

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"JAEGER LECOULTRE" Round 1940'S
2015.04.28 Tuesday | category: Items

ジャガー・ルクルト

威風堂々。
腕組みに似合うのが男らしい腕時計の条件。

すでに全国的に初夏の陽気でこの装いはどうかと思いますが、ウールジャケットのパワーに負けない力強さを放つ《ジャガー・ルクルト》の腕時計が入荷していました。すでにSOLD OUTではありますが、スタイリングとともにご紹介出来ていなかったのでこの場を借りて。
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ジャガー・ルクルト


ジャガー・ルクルト

ややドレッシーですが、カジュアルな素材感や色合いが腕時計のミリタリーテイストと好相性。ベルトはadvintageオリジナルのピッグスキンベルト。

ジャガー・ルクルト


ジャガー・ルクルト

スタンダードな三針時計のため、基本的にどんなスタイルにも応じる懐の深さがあります。ハンサムで控えめなフェイスを活かしてドレッシーなスタイルに合わせても良し、武骨さを活かしてTシャツにさらっと合わせるも良し。

1940年代の腕時計は、ジャガー・ルクルトに限らずミリタリーテイストが香るルックスのものが多い気がします。戦争という負の要素がもたらしたものではありますが、当時のデザイン潮流を今に伝えるこれらのタイムピースは、ハイブランドでなくても十分な魅力を持っています。

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Brand History: File 4...GARRARD
2015.04.24 Friday | category: Brand History



英国には歴史ある宝飾品店がいくつか存在しています。

このブログでもすでにご紹介した《スミス(S. Smiths & Sons)》や《J.W.ベンソン》といった英国の大変有名なブランドは、そのルーツは時計以外に女性向けの装飾品や金銀製品なども取り扱う、総合的なジュエラー(宝飾品店)でした。

特にヴィクトリアン・スタイルと呼ばれる英国宝飾品が歴史上最も隆盛した19世紀には、上記の2社以外に《ゴールドスミス&シルバースミス》社や《パーキンス&ゴットー》社、《アレクサンダー・クラーク》といった数多くのジュエラーが、リージェント・ストリートやボンド・ストリートといったロンドンのショッピング街に軒を連ねました。今回ご紹介する《ガラード》はそれらに先駆けて18世紀にイギリスで創業した、「世界で最も古い宝石商」とも言われています。

その母体となったのは、1722年に金細工師ジョージ・ウィックスが設立した宝飾品店で、英国のゴールドスミス・ホール(金細工商同業組合)に加盟店のひとつでした。1735年にロンドン中心部のヘイマーケットに店舗を構えたため、同社ではこの年を正式な創業年としているようです。創業者ウィックスの死後、1802年からロバート・ガラードによって経営が引き継がれます。彼の代から正式に《ガラード》の社名が用いられることとなりました。

さらに1837年にはヴィクトリア女王が英国女王に戴冠。彼女の治下、1901年まで続く64年間は、英国で宝飾品が最も華やかなりし時期と言われる時代が到来します。すでに由緒正しい英国屈指のジュエラーであったガラードは、1842年にヴィクトリア女王より英国王室御用達の指定を受け、いわゆる「クラウン・ジュエラー」として王冠の納入を担当。以後エリザベス2世治下の2007年まで、代々ガラードが王室の王冠やティアラと言った宝飾品の製造やメンテナンスを行う大任を全うしました。


ちなみにガラードは現在もその由緒ある歴史を継続していますが、1915年にガラード・エンジニアリング&マニュファクチュアリング・カンパニーという子会社を設立し、レコード用のターンテーブルの製造をしていたというのも意外な歴史かも知れません。

こうしてみてみると、伝統的に英国の時計文化をリードした宝飾品店の存在感の大きさに驚きます。現代の日本的な感覚からすると、腕時計は時計店もしくは百貨店で、という印象ですが、当時のイギリスでは宝石や高級アクセサリーなどと同列に時計が置かれていました。逆に日本では精密機械という専門的な向きが強いせいか、伝統的に眼鏡店が時計を販売するケースが目立ちます。

仕入れでイギリスを訪れる際にいつも思うのは、その保存環境の良さ。古い腕時計や懐中時計が、金銀製品やその他の宝飾品と同様とても大切に扱われているのが印象的です。道具としてはもちろん、装飾品として強く意識されていたのが英国の時計だとすると、イギリス人の多くが古い時計を大切に扱うのは、やはり伝統的な宝飾品店によるところが大きかったのではないかという気もします。

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