アンティーク 腕時計





"Wrist Watch Daily" - advintage blog

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Cushion Shaped Watch.
2014.07.12 Saturday | category: Information

アンティーク 腕時計


今回は、腕時計のケースデザインの中では最も古典的とされるクッションシェイプについて。個人的に一番好きなケースです。

アール・デコのデザイン潮流は、文字盤だけでなくケースの形状にも大きな影響を及ぼしました。懐中時計から腕時計へとスタイルが移行して行った時期とちょうど重なって、従来懐中時計が懐から取り出すのに最も適した円形の形状から、腕時計は自由なケースデザインが可能となりました。その中で生まれたのが、レクタングルシェイプに代表される多角形ケースや、オーバルケース、そしてクッションケースなどでした。

クッション(座布団)型のケースは主に1930年代から1940年代の時期に多く存在し、当時最も格式の高いスタイルとされていたようです。とりわけ英国市場で人気を博しており、ケースの素材も金無垢や銀無垢といった高級素材が使用されたり、贈答品として刻印が入ったものも多く見られます。

基本的に30mm前後と小振りなサイズで、シャツの袖を邪魔しない控えめなデザインが特徴。昨今ではあらゆる腕時計がデカい・厚い一方、これらの腕時計はとても品が良く、ドレスにもカジュアルにもきちんと合わせてくれます。クラシックな印象の強いジャンルですが、最近ではその優美さが再評価されつつある旬の腕時計。アンティークならではの味わいも加わり、スタイリングにもお洒落感を演出できそうです。

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"J.W.BENSON" 9KYG DENNISON CASE 1930'S
2014.06.29 Sunday | category: Items

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J.W.ベンソン


J.W.ベンソンのクラシックな腕時計が入荷しています。

こちらは9金無垢クッションケース×ポーセリンダイヤルという魅惑的なディテールを持った逸品。非常に流通量が少ないことでも知られるモデルで、1930年代の高級腕時計らしいラグジュアリーな素材が用いられています。また、この時代にはまだ珍しかったスクリューバック式の裏蓋が使用されている点や、耐震装置付きのムーブメントが搭載されている点も見逃せません。比較的古い年代の腕時計であると同時に、日常使いでも高い実用性を持っているという優秀な個体です。

smiths


29mm径のやや小振りなクッションケースは、シャツの袖を邪魔しない上品なサイズ。まだまだ幅を占める現行品の「デカ厚」腕時計とは一線を画すスマートな着用感は、旬のミニマルなスタイリングにぴったりハマります。スタンダードなアイテム中心にセレクトしたコーディネートですが、その高級感が一人歩きするようなこともなく、あくまで控えめに主張される存在感が絶妙。

ベルトはほぼ同時代に作られたヴィンテージのデッドストックを取り付けています。19mmの「奇数で太めで固定式」という難しい三拍子が揃ったようなラグに対応するヴィンテージベルトとしては大変希少な一本。やはりその相性も抜群ですね。

アンティーク J.W.ベンソン


アンティーク 腕時計


ちなみに最近の現行品も、何でもかんでもデカくて分厚い腕時計というトレンドからようやく脱却して、原点回帰というか、かつての名品を復刻する傾向があるようです。その多くがクラシックなディテールを再現したデザインで、それに並行するようにアンティークウォッチの価値の高まりも大きくなってきています。

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"SMITHS" ROYAL ARMY 1967
2014.06.28 Saturday | category: Items

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スミス


スミスの英国陸軍ミリタリーウォッチが入荷しています。

マットに仕上げられたステンレススチールケースはノンポリッシュで、エッジがしっかり残ったグッドコンディション。独特のソリッドな風合いがいかにもミリタリーウォッチといった無骨な雰囲気を醸し出しています。英国軍官給品を示すブロードアローが燦然と入るブラックダイヤルも時代を感じさせない美しい表情を見せており、全体的にも非常に状態の良い個体です。

smiths


英国軍のパイロットウォッチとしては、インターナショナル・ウォッチ・カンパニー(IWC)のマークIXから連なる、いわゆる「マークシリーズ」が有名です。インターナショナル社によってマークX、マーク11と改良型が生み出されながら、そのデザインを踏襲する形でジャガー・ルクルトやハミルトンといった一流メーカーによるミリタリーウォッチが英国軍に納入されました。英国製にこだわったスミス社がこの列に加わったのも、当然と言えば当然。ムーブメントはもちろん自社製ムーブメントを搭載し、時刻合わせの際に秒針を止めるハック機能付きという特徴を持っています。

無骨なミリタリーフェイスはもちろんのこと、やや黒光りするマットなステンレススチールケースは比較的大振りな35mm。クラシックで可愛らしいスミスの腕時計とは一線を画す、男らしさが際立った一本。ベルトを装着するバーがラグに固定されたソリッドなスタイルも、タフな使用環境を考慮した仕様となっています。

アンティーク スミス


今回のコーディネートは、ブラックのシャツを中心にしたモード寄りなスタイル。ミリタリーとモードは非常に相性の良いペアですが、腕時計にも同じことが言えそうです。カーゴパンツの男らしさともリンクして、圧倒的な存在感がありますね。ベルトはやはりNATOタイプのナイロンベルトが一番似合います。

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"JAEGER-RECOULTRE" ROUND 1940'S
2014.06.27 Friday | category: Items

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ジャガー・ルクルト

ジャガー・ルクルトの手巻き腕時計が入荷しています。

スタイリッシュな文字盤に無骨なステンレススチールケースがミリタリーテイストの漂う一本です。
個人的にはロザンジュ針のクラシックな雰囲気が魅力的。秒針のデザインもセクシーです。

ジャガー・ルクルト

スタンダードな三針時計のため、基本的にどんなスタイルにも応じる懐の深さがあります。ハンサムで控えめなフェイスを活かしてドレッシーなスタイルに合わせても良し、ミリタリーテイストTシャツに合わせてタフな男らしさを演出することもできます。

今回選んだのは、あえてどちらとも言えないボタンダウンシャツ+ミリタリーパンツのカジュアルスタイル。アイテムは比較的スタンダードなものをセレクトし、夏らしい開放的なコーディネートに清潔感をプラスしています。

アンティーク ルクルト


アンティーク 腕時計

シンプルなデザインですが、やはりそこはジャガー・ルクルト。存在感やカッコ良さは有無を言わせません。ブランドの力とデザイン性の高さが、独特の存在感を生んでいるのでしょうか。

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Good Lookin' People.
2014.06.26 Thursday | category: Style & Design

前回なんの前振りもなく並べたファッションスナップ的な写真ですが、前回のヨーロッパ仕入れの際に撮影しました。それらの写真には、私が個人的に思うお洒落な人とか、雰囲気のある人が写っています。必ずしもブランド品とかヴィンテージの逸品で着飾っているのとは違い、普段着をきちんと上品に着ていてすごいなぁと思ってしまいます。

もちろん個人的な感覚ですが、彼らに似合う腕時計はぴかぴかの現行品よりも、やはり味があるアンティークウォッチではないでしょうか。そんなことを考えながらカメラを構えました。

完全に自分を分かってるおじさん。褐色の肌、白髪も含めた全体的な配色が上手いですよね。
アンティーク 腕時計


日本人にも真似しやすそうなスタイル。古着ベースのコーディネートながら清潔さも感じるのは、ブルーのグラデーションが上手く活かされているから。
アンティーク 腕時計


完全に体型勝ち。ロンドンではスキニーパンツの裾をまくってくるぶしを見せるスタイルが多く見られました。
アンティーク 腕時計


ハットやタータンチェックのストール遣いもさることながら、金ボタンのブレザーの着こなしがとにかく品があります。この人もキャラクター勝ちという要素がありそう。
アンティーク 腕時計


今回の私的ベストドレッサーの1人。パリのちょっと治安の良くない地域なんですが、悪っぽいですねー。酒ビン持ってるし。。。でも、Tシャツの袖まくりスタイルやアクセサリー、シャツインしたパンツの丈とか、細かいところに気を配っているお洒落さん。こういう人って意外といい人なんでしょうね(笑)
アンティーク 腕時計


ブルーコーデ炸裂のお姉さん。カンゴールのハンチングもすごい上品。こちらもほとんど古着で構成されたスタイルですが、ユーズドの弱点が完全に消されてオリジナリティだけが残ってます。
アンティーク 腕時計


唯一今回のスナップで腕時計してたので、見せてもらいました。「そんな高価なものじゃないけど、色と文字盤のデザインが好きなのよ」。おそらく1960年代〜70年代初期のものでしょうか。
アンティーク 腕時計


この人も青が効いてますね。優しい色遣いも上手い。
アンティーク 腕時計


なんだか今回はほぼファッション寄りの記事になってしまいました。でも個人的にはこういう目線でアンティークウォッチを見ていきたいと思っています。どんなにカッコいい腕時計をつけていても、コーディネートが残念だとちょっともったいない。現行品と比べるとサイズも小振りで、控えめなデザインが多いアンティークの腕時計だからこそ、洋服とのコーディネートでその個性を光らせるという醍醐味があります。

気取らない、でも一人ひとりのこだわりが光る洋服のスタイル。アンティークウォッチの魅力とも相通じるポイントかもしれません。

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